俊先生の4技能英語個別指導クラス

4技能英語塾のマイヤー

4技能英語塾|英語の運用能力は大きく分けて、読解力、リスニング力、作文力、スピーキング力の4つに分かれます。この4つの技能(英語4技能)をバランスよく育てるためのクラスです。2020年大学入試改革に伴う英語試験の変更にあわせて、2019年4月からクラスを開始します。センター試験が廃止され大学入学共通テストが導入される2021年1月までクラスを継続する予定です。2021年1月以降のクラスの継続およびその形態については、新しいタイプのテストである大学入学共通テストの試験内容を確認してクラス継続の要否および望ましい形態を検討して決定します。予想される新しい英語能力の評価法(英語運用能力の4技能評価化)、および外部英語力認定試験のスコア獲得に向けて読解とリスニングにとどまらず、スピーキングライティング英作文)を個別に指導します。

2020年大学入試改革(正確には大学入学者選抜改革)以降の大学入学試験の対象となる新高校1年生、新高校2年生にこの英語4技能クラスを特にお勧めします。

講師:永江俊一

1999年マイヤージャパン有限会社(マイヤー英会話)設立
東京大学経済学部卒(経済学士)/保持英語資格等:英検1級・国連英検特A級・TOEIC990点(満点)
リーディングスピードおよそ300単語/分

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クラス内容

クラス時間

毎週水曜日 午後6時から午後7時50分(2コマ連続、年間43週のスクールカレンダーに従う)
他の曜日、時間をご希望の方はお知らせください。

クラス方式

個別指導:複数の生徒さんの特性・進度にあわせてひとりひとり個別に4技能英語を指導する「個別指導」です。いわゆるマンツーマンのクラスではありません。このクラスは永江先生が直接指導します。(マンツーマン英語については別の構成でクラスが別に設定されていますので該当する他のページをご覧ください。)

指導言語(Medium of Instruction)

指導言語(Medium of Instruction)は英語です。
指導言語を英語にすることの妥当性・賛否についての議論はかつてかなりありました。昔の英語の授業では指導言語が日本語であり、日本語を用いて英語を教えてきたのが伝統的な日本の英語教育です。この手法の欠点は、英語の習得が遅い、実質の英語学習時間がきわめて短い、流暢性(fluency)が妨げられるなどです。つまりいいところがほとんどありません。

これに対比して、英語を教える場合に指導言語に英語を用いることにはあきらかな長所があり、現在では言語習得の効率性の観点から英語を指導する言語は英語が好ましいという考えに結論しています。従って、文科省のガイダンス(指導要領)でも数年前から、高校では基本的に英語の指導は英語で行うようにという指示となっています。なお、英語は指導言語として英語を用いて学ぶべきであるというこの考え方は創業以来19年間マイヤー英会話の一貫した方針とも一致するものです。

ところが、多くの学生がいる学校においてこの指示に忠実に従い英語科目を英語で指導するには現実性・実行可能性の問題があります。ひとつには、簡単に言うとこの手法による授業を好まない学生から強い抵抗があるなど学校のマス授業では徹底しにくいだろうという問題です。本4技能じゅく(4技能英語塾のマイヤー西新教室)では少人数で指導しますので(かつ個別指導なので)この施行上の難しい問題がありません。

また言語習得の性質から学習者にとって言語の4技能の習得には多くの「対話」が好ましいので、当英語塾で行う対話を基礎とする少人数での個別指導は語学習得にきわめて適しています。(主に行うのは「語学習得」つまりラングイッジ・アクイジション(Language acquisition)であってラングイッジ・ラーニング(Language learning)ではありません)

開講教室

マイヤー4技能英語塾西新教室
福岡県福岡市早良区西新4丁目8-30 4F
福岡市営地下鉄西新駅から徒歩3分、早良街道沿い、西新商店街付近まこビルの4階です

今年度(2019年)の募集は終了しました。4技能英語個別指導クラスの次の募集は2020年4月です。

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対象の学生

大学入学試験の英語科目として民間英語能力試験(日本実用英検試験準1級または英検1級、TEAPなど)の受験を目的として英語の4技能を学ぶことを望む学生。文科省の指定する民間英語運用能力評価試験7機関(英検、ケンブリッジ英検、アイエルツ、トフルiBTなどの4技能評価試験)のテストのいずれを計画している学生にも対応できます。

大学の入学試験(英語)に使用できるものとして複数(7機関)の外部英語試験が認定されているので、受験生個人にとってどの試験が最も有利であるかはまだ見えないところがあると思います(各試験間のスコアについての相関関係は今後さらに調整・較正・カリブレーション・立証が続くものと思われますが、最終的には個人の特性による要素が必ず存在し、また受け入れ各大学での認定英語試験間の相対能力比較表にも依存する)。現在の試験問題の傾向などから概観すると、特に英語を得意とする生徒(特にスピーキング、ライテイングを得意とする者)がアイエルツまたはトフルなどを受験することを除いて、一般的な英語取得レベルである生徒は英検ティープその他の日本ベースの英語評価試験を受験するのが普通ではないかと思います。最終的には各試験間の評価対応テーブルに依存しますので、自分が選択する試験を最終決定するまではどの試験にも慣れておくのが好ましいです。

英検に比べるとアイエルツまたはトフルは上述のとおり(特にスピーキングとライティングにおいて)異質の難易度を持つテストであり、現実的には民間英語認定試験としては多くの大学受験者が英検(英検2級または英検準1級など)を選択することになることと予測できますが、しかし逆に言えば、アイエルツまたはトフルでそれなりのスコアがだせるだけの英語運用能力を持てば、英検でしかスコアが測れない多くの大学受験生に比べて大変に前に進むことができるということでもあります。すべての大学受験生は安易に易きに流れずアイエルツ、トフルなどの英米系の本格的な英語検定試験への挑戦も最後まで可能性は残しておくべきと思います。なぜならアイエルツ、トフルに耐えるアクティブな英語力を育てることこそが文科省の意図する高校生の英語力の向上、英語4技能化のほんとうの意向に沿うものだと考えられるからです(実際の話、数年前に英語4技能化のために大学入試の英語試験の改革および民間英語検定試験の利用の話が持ち上がった時に出てきた試験名はトフルでした。教育現場からの反対理由としてトフルでは日本の一般高校生には難しすぎて能力を計測する試験になりえず現実性がない、という意見が強いことから、ウオーターダウンというか解決を探るような形でティープなど内容レベルを引き下げつつ4技能風にした実際には従来型で日本的な出題を保つ英語試験が続々と開発されたという経緯があります)。

なお、大学入試英語成績提供システムに参加予定の資格・検定試験の機関名その他の各英語4技能検定試験に関する情報としては、「英語力評価及び入学者選抜における英語の資格・検定試験の活用促進に関する連絡協議会」に参加する試験実施主体の運営するポータルサイトなどが便利です。⇒ 英語4技能試験情報サイト

2020年改革後の大学入学共通テストでは、英語は外部4技能英語試験と大学入学共通テストとの併用が3年間継続されます(※文科省発表による予定;平成31年2月時点)。(また、多くの推薦入学、AO試験入学でも大学独自の英語試験においてもスピーキング、英語ライティングなどが重視されていく傾向があります)。大学入学共通テストにおいても、英語試験では現在のセンター試験のような試験ではなく、何らかの形で4技能を計測する形の試験問題にするということが予告されていますので、大学受験で仮にこの3年間において外部英語試験に依存しない心づもりの受験生にとっても英語の4技能化から完全に隔離できる訳ではありません。

英検2級と英検準1級どちらを受けるべき?

大学受験の英語試験で民間の検定試験を利用する場合で、さらに可能な検定試験の中で英検(日本実用英語検定試験)を利用する場合に、英検2級と英検準1級どちらを受けるべきか、どちらを受けた方が有利か、という問題が生じます。そもそも、大学入学共通テストにおいて、ひとつの科目(英語)において、複数の種類の試験が受験でき、さらに実用英検を選んだ場合にも複数のレベルの試験があるというのは極めて不都合な状況だとも思われるのですが、この不合理さ・不均等性についての議論はここでの目的ではありませんので、この不合理さを認めたうえで、受験生にとってどちらが得かという考察をいたします。

まず説明が必要なこととして、大学入試の英語試験としての英検の結果は英検CSEスコアというスコアで計測されます。また、大学入試の英語試験の結果は「4技能」の合計点でなければなりません。さらに、英検2級は英検CBTを受験することによりスピーキングも同時に受験することができますが、現状では(平成31年3月24日時点)英検準1級にはCBTがありません。従って、準1級は1次試験を合格しなければスピーキングの2次試験に進めません。つまり英検準1級の1次試験を合格できない人は準1級の試験で英語4技能のCSEスコアは取得できないということになります(今後準1級もCBTを導入することが当然考えられる道筋だとは思いますが、少なくとも現状ではこういう状態です)。

従って、英検(日本実用英語検定試験)を利用する場合に英検2級と英検準1級どちらを受けるべきかという選択肢の問題は英検準1級の1次試験を合格できる受験生を対象とした議論とします。この場合、利用すべき試験は圧倒的に準1級試験です。理由は、同じ能力の人が2級と準1級を受験した場合に、CSEスコアは準1級の方がより高く表示される傾向があるからです。CSEスコアは準1級のスコアの方がいわば「げた」を履いた状態になります。このスコア差は人によっては100点近くあるのではないかと思います(これは検定機関から公表されている情報ではなく、私自身の私見です)。

この状況はいかにも不都合な状況なので、今後矯正されていく可能性はありますが、現状としては、大学の受験科目として実用英検を利用する人は英検準1級の1次試験まではクリアしましょう!2級で終わると準1級でCSEスコアをだせる受験生に比べてハンディを抱えることになります。(大学受験生について英検1級の2次試験に進める受験生はそれほど多いわけではありませんが、同じ理由で英検2級で終わると英検1級でCSEスコアをだせる受験生、すなわち英検1級の1次試験をパスできる受験生、に比べるとさらに大きなハンディを抱えることになります)

グローバル人材の養成

「グローバル」が近頃のバズワードとなっています。2020年の大学入学試験の改革でもめざすところを一言でいえばグローバルです。
英語だけに限らず、知識だけを詰め込む受動的な勉強の仕方から、物事の本質を分析し、他者の観点の違いを認めたうえで意見を交換し、自分の意見を分かりやすく表明する能力に教育の焦点をシフトさせようとしています。英語においても、読んだ内容を黙ってみているだけではなく、日本人以外の人々のいる集団の中で確実に自分の意見を発表できる力を求めようとしています。
英語を使用して対話ができる人材を育てていくというのが2020年大学入試英語試験の変革のめざすところです。このクラスでは英語での「対話」の実践を重視しています。

4技能英語塾入塾試験

2020年以降の大学受験を予定する者で英語が好きな者。高校生の場合英検2級程度の英語運用力を持ち、英語で発話し、英語でインストラクションを受けることに抵抗がない者:クラス内では基本的に英語でやりとりをします。英語の学習を優先させるためです。入塾の時点で流暢である必要はありません。普段から英語で発話する練習をすることが重要です。

クラス料金

月謝15,000円(16,500円消費税込)
入会金:15,000円(16,500円消費税込)

指導内容例映像

英検2級の作文・ライティング講義概要 英語4技能講師永江俊一:マイヤー英会話代表

よくある質問:日本人の先生による英語で指導を受けて発音は大丈夫でしょうか?

私は次の2つの主な理由から大丈夫だと思います。

1. 言語は小さい時に基礎が作られる能力であると言われており、例えば、7歳まで(この年齢を臨界期といい、正確な年齢についてはもちろん諸説あります)にバイリンガルの環境(例えば両親が日本人であるが、海外で育ち近隣または学校では英語で遊び教育を受けるなど)で育たない限り、定義上バイリンガルにはなりえないと言われています。従って、幼少の年齢の頃に耳にする言語音声は重要でありネイティブでない者が発声する英語に慣れる利点はないと考えますが、この臨界期を過ぎてある程度耳が固まったと思われる高校生まで成長した段階ではネイティブでない発音にさらされることには全く問題ないと考えます。逆に、バイリンガルの環境に育ち、すでにネイティブの発音になっている方は、大人になった時にネイティブでない発音の英語の人と話したからと言ってネイティブの音を失ってしまうようなものでもありません。

2. 英語は世界語ですので第2外国語として英語を使う者の英語はネイティブの発音である必要はないと考えます。上述のとおり、子供の時にバイリンガルで育ったという環境上の特殊性がない限り、望んだとしてももはやネイティブの発音にはなりません。物理的に不可能なことを望むことに意味があるでしょうか。マレーシア人の英語、インド人の英語、シンガポール人の英語、それぞれ自国の母国語の音を背景に持つ英語となっています。これらの国々の国民が話す英語はネイティブの発音ではありませんが、聞き取れる範囲内である限り、話している音がネイティブの英語の音であるかどうかは誰も気にしませんし、話している内容の方がはるかに重要です。現在世界中で使われている英語のうち4分の3はネイティブでない人によって話されていると言われています。例えばアイエルツ試験ですが、ウェブサイトにスコアリングの一例として、スピーキング(面接での対話)でバンド9の受験者のビデオが掲載されています。受験者はインド人で、独特のインド英語のアクセントで話しているのですがスコアは9(運用能力ネイティブレベル評価、最高得点)となっています。当然に発音(プロナンスエーション)は評価の対象の重要なひとつなのですが、それはネーティブ英語(イギリス、米国など英語を母国語とする国々で使用される英語のアクセント)に発声が近いかという観点から計測される訳ではありません。

以上のように私は高校生では特に問題はないと考えていますが、対応する言葉(英語)のフレクシビリティ(柔軟性)、スピード(単語間の音の縮小・コントラクションによる音声の流れの速さ)などの点ではやはり英語ネイティブの人の英語が優れていると思います。マイヤーにはネイティブの英語の先生もたくさんいますので、これら英語の発音、フレクシビリティやスピードを重視する方には当スクールのネイティブの先生の教えるプライベートクラスを受講されることを強くお勧めします。

英語4技能塾個別指導講師:永江俊一
福岡県福岡市早良区西新4丁目8-30 まこビル4階
4技能英語塾マイヤー

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